本記事では、筆者が大学生の頃に東南アジアを周遊した時の経験談をもとに、東南アジア旅行の経験談やポイントを解説していきます。
これから東南アジア旅行を検討している人や、とりあえず海外に行ってみたいと思っている人はぜひ参考にしてみて下さい。
東南アジア旅行の詳細
東南アジア周遊の期間とルート
筆者が大学2年生の夏、19歳の頃に東南アジアに1カ月ほど滞在しました。
行った国は、ベトナム・タイ・ラオスの3か国です。
福岡空港からタイのバンコクにあるドンムアン空港へ行き、その後ベトナムのダナン空港に向かいました。
ダナン空港に到着後、世界遺産都市であるホイアンへ行き、約2週間ほど滞在しました。
ベトナムのホイアンで2週間を過ごした後はタイのバンコクへ行き1週間滞在
その後、ラオスのルアンパバーンへ行き約1週間ほど滞在しました。
基本的には一つの国のひとつの都市に長期間滞在するといった旅行スタイルで旅をしました。
東南アジア周遊の費用
実際にかかったお金を合計すると、1カ月で11,5万円になります。
現地でかなり節約したり、宿泊する場所も費用が安いところを選んだので、1か月間の旅にしては抑えられた方だと思います。
ヨーロッパを3週間旅した時は、節約しても約21万円ほどかかりました。(詳細は以下の記事で解説しています)
内訳で言うと
- 航空券代:約4,5万
・日本とタイの往復航空券:約2.5万
・タイとラオスの往復航空券:約1万円
・タイとベトナムの往復航空券:約1万円
- 宿泊費:約2万円(1泊当たり400円∼800円くらいのドミトリーに宿泊していました)
- 食費:約3万円(1日あたり1000円)
- その他雑費:2万円(象使いの免許取得ツアーなど)
過去にヨーロッパを一人で旅した時に、航空券からすべて一人で取得した経験があったので、今回も旅行代理店を頼ることなく1人で予約関連をすることで、全体的に費用を安く抑えることができました。
事前に用意するものや、それらにかかる費用について
パスポート
海外に行くにあたって、まずやるべきことはパスポートの取得です。
パスポートがなければ、国境間の行き来ができないので必ず取得する必要があります。
パスポートには有効期限が5年のものと10年のものが存在し、5年用のパスポートの発行・更新にかかる費用は1万1000円で、10年用は1万6000円となります。(筆者パスポート取得時)
取得までに1週間∼2週間ほど時間がかかりますので、余裕を持って取得することをお勧めします。
パスポート取得までの流れや必要書類等に関しては、以下のサイトにまとまっていますので参考にしてみてください。
バックパック
東南アジアを旅する際は、バックパックがあると便利です。
東南アジアを旅する人の多くは、特定の国に長期滞在するのではなく、短期間で複数の都市や国を旅するスタイルの人が多いと思うので、最小限の荷物でバックパックで移動することをおすすめします。
服などは現地でも安く調達できますが、バックパックはさすがに現地調達するのは難しかったりするので、事前に購入しておくことをおすすめします。
ちなみに筆者は”カリマー”というブランドのバックパックを使用していました。
海外旅行で使った後もいろんな場面で使用する機会があり、個人的には非常におすすめです。
その他
海外旅行保険
海外旅行保険は何かあった時の為に入っておいた方がいいと思います。
現地でケガをしたり病気になれば、現地の病院にかかることになり費用が高額になると聞きます。
海外旅行保険は費用がかかるものもありますが、クレジットカードに付帯しているケースが多く、わざわざお金をかけて保健に入らずとも、クレジットカードを発行するだけで無料で海外旅行保険に加入することができます。
東南アジアでは未だに現金しか使えないところもありますが、クレジットカードで支払いができたり、現金がおろせるようにATMが設置されていたりするので、クレジットカードは事前に発行し、手元に2枚程度ある状態で海外を旅することをおすすめします。
クレジットカード
先ほど海外旅行保険のところで、クレジットカードについて言及しましたが、保険だけでなく現地での支払いや現金の引き落とし等に使用する上でもクレジットカードは持っておくべきだと思います。
クレジットカードはAMEXやJCB、VISAなど様々なブランドがありますが、筆者の経験則で言うと、VISA・マスターカード・AMEXあたりを持っていれば基本的には支払いには困らないと思います。
また、この記事を読んでいてクレジットカードの発行を検討している未成年の方に関しては、未成年だからという理由でクレジットカードの利用制限があったりして、海外でお金をおろせないといった事も起こり得るため、事前に自分が保有しているクレジットカードの状況や、これから発行するクレジットカードの詳細を理解した上で発行することをおすすめします。
旅行全体にかかった費用について
ここからは旅行全体にかかった費用を解説していきます。
筆者は1カ月ほど東南アジアに滞在したのですが、航空券代、宿泊代、現地交通費、食費等の生活費で約11,5万円かかりました。
東南アジアはヨーロッパなどの国と比較して、割安でいけるのが特徴なので、旅行代理店を使用してもそこまで高い費用がかからないかとは思いますが、筆者のように1カ月間滞在するなど中長期の滞在を検討している人は間違いなく自分で安い宿を予約し宿泊する方がおすすめです。
それらの安く抑えたコツ等も含めて解説していきます。
航空券代
筆者が取得したのは以下の3便です。
- 日本∼タイの往復航空券:約2万
- タイとラオスの往復航空券:約1万円
- タイとベトナムの往復航空券:約1万円
合計で約4万円になります。
ここで使用した航空会社はエアアジアになります。
比較的安く、アジア各国に就航しているのでおすすめです。
また、直接エアアジアの予約サイトは日本語版が用意されており、国内線の航空券を予約する感覚で航空券を取得できます。
現地交通費
基本的には、バスやトゥクトゥクです。
そこまで費用は高くないです
筆者はラオスに行った際に、山奥の滝や川に行くためにワゴン車に乗せてもらったのですが、めちゃくちゃ安く乗せてもらった記憶があります。
また、友人はバイクをレンタルしていましたが、こちらも非常に安くレンタルできたという事でした。
宿泊代
筆者が宿泊したのは、ドミトリーと呼ばれるような安い宿になります。
1つの部屋に2段ベッドが複数設置されていて、いろんな国の人が同じ部屋で宿泊するといった形になります。
安いところだと1泊200円くらいで宿泊できるところもあります。(同じ部屋でも扇風機付きだと400円で扇風機無しだと200円みたいな値段設定がされていたりします)
筆者は400円∼800円くらいのドミトリーに宿泊していたため、1カ月間で宿泊費は約2万円ほどでした。(家賃2万円って考えたらめっちゃ安いですよね)
一人で来ている人もいれば、カップル・友人複数人で来ている人もいます。
筆者は東南アジアに滞在中、ずっとドミトリーに宿泊していたのですが、何か身の危険を感じる様な出来事は一切ありませんでした。
とはいえ、100%安全とは言い切れないので、心配な人はちゃんとしたホテルを予約することをおすすめします。
食事代・生活費
食費や生活費に関しては、1カ月でだいたい3万円ほどかかりました。
ちゃんとしたレストランに行くとそれなりの値段がしますが、基本的には物価が安いため、150円とかでパッタイ(タイ風の焼きそばみたいな料理)を食べることができたりします。
筆者の場合は、基本的には安い現地料理をたべつつ、スタバやごんちゃなどにしっかり通ったため、食費・生活費で1日あたり1000円ほど費やしました。
その他お土産など
ラオスで象使いの免許を取得しました。
これはラオスの国が発行しているものではなく、あくまで旅行代理店がツアーとしてやっているものなのでお金を払ってゾウに乗れば誰でも取得することができます。
だいたい4,000円くらいでした。
東南アジアおすすめランキング
ここからは筆者の経験に基づいて東南アジアのおすすめをランキング形式で紹介します。
1位:ラオス
堂々の第一位はラオスです。
筆者はルアンパバーンという都市に1週間ほど滞在しました。
象使いの免許を取得したり、野生のドクターフィッシュみたいな魚がいる川で泳いだり、とにかく自然に触れる体験が数多くできました。
また、現地の人も温かく、1週間で何度も通った屋台の子供たちと仲良くなったりと、とても充実した1週間を過ごすことができました。
筆者はこれまでヨーロッパと東南アジアを中心に10カ国以上旅をしてきましたが、ラオスが圧倒的ナンバーワンです。
2位:タイ
2位はタイです。
タイのいいところは、とにかく活気であふれているところですね。
欧米人を中心に観光客が多く、タイにいながら英語を使ったコミュニケーションのトレーニングができたり、とにかく楽しかったです。
筆者はカオサン通りとかで有名なバンコクに行ってたのですが、セブンイレブンがあったりなど、結構過ごしやすかったのを記憶しています。
3位:ベトナム
3位はベトナムです。
正直タイと同じくらい良かったので2位でもいい気がしています。
筆者が行ったのはホイアンという世界遺産都市になります。
こちらも欧米人を中心に観光客が多く、景観もきれいで非常におすすめです。
その他の東南アジアの国について
今回のランキングは、あくまで筆者が行ったことがある国で紹介してきました。
筆者の周りで言うと、カンボジアはめちゃくちゃ良かったと聞きます。
だいたい行った人全員が「カンボジア本当によかった」という話を聞くので、それだけの魅力が詰まっているんじゃないかなと思います。
後はインドネシアやマレーシア、ミャンマーになると思います。
ミャンマーに行ったという人はあまり聞きませんが、インドネシアやマレーシアに関しては意外と行ったことがあるという人は多いですね。
東南アジアの中でもイスラム教徒が多い国になるので、また違ったcultureを感じることができるかもしれません。
まとめ
ここまで筆者の体験談をもとに、東南アジア旅行についてまとめてきました。
ヨーロッパなどと比較すると、気軽に行くことができる国が多いので、東南アジアに興味がある人はこの記事を参考にしてくれると嬉しいです。
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