若者へのおすすめ書籍として頻出する本の一つとして、今回紹介する「人生の勝算」が挙げられるのではないでしょうか。
「人生の勝算」は2017年の6月に出版されている書籍で、起業家の前田裕二さんの幼少期からの人生について書かれている本です。
幻冬舎から出版されており、ホリエモンこと堀江貴文さんや、秋元康さんが帯のコメントされており、出版から6年ほどたっている今でも、多くの若者の間でおすすめの本としてよく取り上げられます。
今回はそんな「人生の勝算」を解説していきます。
本を買って読んでみようかなと思っている人も多いと思うので、参考にしてみて下さい。
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人生の勝算を読んで欲しい人
「人生の勝算」は、これから自分のキャリアを考え始めたり、現状をよりよくしたいと考えている人に読んで欲しいです。
本書で登場する前田裕二さんは、小学生の頃から路上ライブでお金を稼ぎ、早稲田大学入学→外資系投資銀行、起業といった人生を歩まれており、異常なほどの人生への熱量に物凄く刺激をもらうことができます。
もっと自分の人生にブーストかけていきたいという人には非常におすすめです。
人生の勝算で登場する前田裕二さんについて
一部前述しましたが、改めて前田裕二さんの紹介をします。
前田裕二さんは、早稲田大学卒業後に外資系投資銀行に入社。
その後、DeNAに入社し、ライブストリーミングサービス「SHOWROOM(ショールーム)」を立ち上げた後に、DeNAから分離独立する形でSHOWROOM株式会社の代表取締役に就任されています。
その後、「人生の勝算」や「メモの魔力」を出版したり、テレビにコメンテーターとして出演されるなど、幅広く活動をされています。
人生の勝算の要約
第1章:人は絆にお金を払う
ここでは、前田裕二さんが小学生の頃に弾き語りでお金を稼いでいたという原体験を踏まえた上で、絆やコミュニティづくりがありとあらゆるビジネスのカギになるとしています。
AKB48といった坂道系グループや、ライブ配信をしているライバーなど、売れている人やグループには、熱狂的なコミュニティが機能しています。
人は絆にお金を払い、そういった人間の行動原理を使用したビジネスが多く存在しているという事が理解できます。
第2章:SHOWROOMが創る新しいエンターテインメントの形
ここでは、ファンビジネスについて解説されています。
ファンビジネスを以下の2点で4象限に分類できるとしています。
①ファンの数が多いか少ないか
②高密度で更新頻度が多い/低密度で更新頻度が少ない
実際にAKB48の大西桃花さんの事例など、実際のファンビジネスを例に語られているので、興味のある方は読んでみて下さい。
第3章:外資系投資銀行でも求められたのは「思いやり」
外資系投資銀行にて働いていた時のエピソードが語られています。
筆者が特に印象に残っているのは、”当たり前のことを圧倒的なエネルギー量でやり続ける事が大事である”という所です。
会社に来て挨拶をするだったり、早く来て勉強するであったり、やるべき事を圧倒的なエネルギー量でやり続けるという事の大事さを学んだとされています。
他にも前田裕二さんが仕事をする中で学んだことが記載されているので、ぜひ書籍を読んでみて下さい。
第4章:ニューヨーク奮闘記
こちらでは、アメリカに転勤した時の仕事の話がメインでされています。
筆者が特に印象に残っているのは、”よく、「投資銀行で成功したのはなぜですか」とか、「新規事業立上げの秘訣は?と聞かれるのですが、一言で言えます。「頑張る」という事です”という一節です。
また、自己分析の重要性、自分の人生のコンパスを決めることの重要性に関しても語られており、就職活動を控えている大学生はぜひ読んでいただきたいです。
第5~6章:SHOWROOM企業・SHOWROOMの未来
第5章から6章にかけては、前田裕二さんがアメリカから帰国し、起業を志しながらDeNAへ入社、新規事業立案からそのまま起業といった流れについて書かれています。
アメリカでひたすら働き、そのまま起業せずに一度DeNAに入社するという判断をした理由、起業する上で大事なこと等がかかれているため、起業を志す人には特に見て欲しい箇所です。
まとめ
ここまで前田裕二さんの「人生の勝算」について紹介してきました。
前田裕二さんの強烈な原体験をもとに、沢山学びがあり、モチベーションが上がるような本になっているので、これから自分の人生について真剣に考えている大学生や社会人にとてもおすすめです。
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