今の大学生の多くは外での行動が制限されていたタイミングで入学している人も多く、様々な制約から大学生活がつまらないと感じている人は多くいるのではないでしょうか。
高校時代は、クラス制だったり部活動等で友達と楽しく過ごせていたのが、大学生になって自由な反面、友人と会うのにも理由が必要になり、友達と会う機会がかなり減ったという声をよく聞きます。
筆者自身、大学生活のスタートダッシュには失敗しているのですが、大学2年の夏からインターンに参加したり学外のイベント等に参加したことで、人脈が一気に広がり、充実した大学生活を送ることができたという経験があります。
今回は筆者の経験や大学生活の中で出会った友人から聞いた話なども踏まえた上で、つまらない大学生活を抜け出すための方法について紹介していきます。
もっと充実した大学生活を送りたいと思っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
なぜ大学生活がつまらないのか
大学生活がつまらない理由として様々な理由があるかと思いますが、大きくは以下の3つが考えられるのではないでしょうか。
- 授業がつまらない
- 友達との価値観が合わない
- 熱中していることが無く暇を持て余している
- 主体的に行動できていない
- 将来に対する不安
それぞれ説明していきます。
1.授業がつまらない
まずは大学の講義に面白さを感じないことです。
大学受験において、「大学でこの分野を勉強したい」という明確な目的をもって受験した大学で学べているという人は、あまりこのような思いをしている人は少ないと思いますが、自分が志望していなかった学部に入学した人や、入学後に興味関心の対象が変わった人、そもそも〇〇大学に行ければどの学部でもいいという考えで受験をして今の大学に通っている人は、大学の講義に対して面白みを感じていないという人も多いと思います。
卒業するために、授業が面白くないからと言って授業を受けないというのは難しいと思うので、様々な工夫をすることが必要かと思います。
筆者は、長期インターンをはじめビジネスに興味関心を持つようになり、マーケティング系の授業がより一層面白くなったという経験があるので、何かしらのきっかけで、これまで受けていた講義が一気に面白く感じるようになるというのはもしかしたらあるかもしれません。
受講している講義の内容と、今の自分の活動がうまく紐づけばより一層講義が面白くなるかもしれません。
2.友達との価値観が合わない
友達との価値観が合わないと、大学生活はつまらなく感じると思います。
特に、大学受験に失敗したという人ほど、同じ大学の人たちとなんか会わないなと感じたり、居心地の悪さを感じたりすると思います。
他にも、育ちの違いなどからどうしても自分とは合わないなと思ったりすることもあると思います。
もちろん、大学で友達の存在は物凄く大事ですし、自分とは価値観が違うからと言って距離を置くというのは大人の対応ではないなと思います。
大学の友達とも仲良くしつつ、インターンに参加してみたりするなどして、自分と同じ価値観を持った人との新たな出会いを増やしていきましょう。
3.熱中していることが無く暇を持て余している
何か部活動などに熱中できている人は別ですが、大学生活は自由な時間が多いため、暇な時間を持て余している人が多くいるかと思います。
大学生活の中で、寝食を惜しんでまで熱中できることがあるという人は良いと思いますが、そうではない人は、資格試験の勉強や語学・プログラミングなど、何か自分が熱中できることを探すことをお勧めします。
社会人になると、ほとんどの人が自由に使える時間が少なくなるため、時間のある大学生の内に様々な経験を積み、熱中できることを探しましょう。
4.主体的に行動できていない
高校までは、クラス制かつ学校行事や部活動等があったため、あまり主体的に行動しなくても自然と仲いい友達ができたりするため、主体的に行動する必要はあまりなかったかと思います。
筆者は高校時代、県内でも自由な校風で高校生活が充実できる高校として知られていた高校に通っていたため、自分からアクションを取らずとも勝手に友達ができるし、先輩後輩関わらず色んな人に話しかけてもらえるような環境にいました。
そんな環境にいたため、大学生活でも勝手に友達ができるだろうと思っていたのですが、自らアクションを取らないと友達を作るのが難しい大学生活において、スタートダッシュに失敗してしまい、最初の3か月間の大学での友達は5人くらいしかいませんでした。
大学は高校よりも自由な反面、自分からアクションを取らないと充実した大学生活を送ることは難しくなります。
5.将来に対する不安
大学を卒業したら多くの人が社会人になる訳ですが、やりたいことが無かったり、将来に不安を抱いてしまう人は多くいます。
就職活動の早期化もあり、大学3年の夏からインターンに参加するような人が多くいますし、大学1年時からインターンをしているという人も最近ではちらほら見るようになってきました。
インターンなどに取り組んでいる人は、特に東京都内の大学生の中で多く、筆者が所属している企業にも大学生のインターン生が多く所属しています。
周りでインターン等に取り組んでいる人の多いために、周りと比較をしてしまい、将来に対して不安な思いを抱く人も多いと聞きます。
これらの理由から、大学生活に対して不安を抱いていたり、つまらないなと思っている人が多くいます。
ここからは実際に、つまらない大学生活から抜け出す方法について解説していきます。
つまらない大学生活から抜け出す方法7選
ここからは実際の方法について7つ紹介します。
本をたくさん読む
1つ目は読書です。
本を読むことによって得られるメリットは多く、以下の記事によると「語彙力や文章力の向上」「教養や知識が身につく」「仕事に役立つ知識が身につく」「想像力が豊かになる」等のメリットがあるとしています。
自己啓発本・ビジネス書だけでなく小説など幅広いジャンルの本を読むことをお勧めします。
筆者のおすすめの本に関しては、以下で紹介しているのでぜひ参考にしてみて下さい。
アルバイト
2つ目は、アルバイトです。
日常では経験できないことがお金をもらいながら経験できるという点でおすすめなのですが、大学生活を充実させるという意味で言うと「カフェ・居酒屋」や「塾講師」が個人的にはおすすめです。
アルバイト先に同じ大学の学生がいたことで仲良くなり、アルバイト仲間で飲み会をしたり旅行にいったり、恋愛に発展したりするのはよく聞く話かなと思います。
実際に筆者の先輩には、アルバイトがきっかけで付き合い、結婚したという人もいたりします。
なので、充実した大学生活を送りたい人は、「居酒屋」や「塾講師」など、大学生が多くアルバイトをしてそうなバイト先を選ぶことがおすすめです。
また、アルバイトの中には在宅やスマホさえあればできるアルバイトもあるため、とにかくお金を稼ぎたいという人は、アンケートモニターなんかもおすすめです。
旅行
3つ目は旅です。
社会人になるとまとまった休みを取るのが難しくなるため、大学生の内にいろんな場所に旅をすることをお勧めします。
筆者もひとりでヨーロッパを旅したり、国内旅行をしたりしていました。
国内外問わず、旅に出かけることで新たな気付きを得たり、新たな人と出会うことで多くの刺激をもらうことができます。
筆者がヨーロッパを旅した時の体験談は、以下の記事でまとめているので参考にしてみて下さい。
恋愛
4つ目は、恋愛です。
コロナ禍で中々出会いがなく難しいという人も多くいるかと思いますが、恋愛をすることで、好きな人のために頑張ろうと思えたり、努力できるので、つまらない日常から脱することができると思います。
最近はマッチングアプリを使用する人も増えてきてます
マッチングアプリにも様々ありますが、真面目な出会いを求めるのであれば「With」がおすすめです。あくまで筆者の友人間で、真面目な出会いを通して交際まで発展している人が多いアプリがWithであるため、Withを紹介していますが、他にもそれぞれにあったアプリがあると思うので、自分に合ったアプリを始めてみてはいかがでしょうか。
新しいコミュニティ(サークルなど)に参加してみる
5つ目は、新しいコミュニティに参加することです。
コロナの影響もあり、活動しているコミュニティは減っていますが、自分の興味のあるコミュニティに属することで新たな出会い、人生が豊かになります。
筆者は、大学2年生の頃に「武者修行プログラム」という大学生向けのビジネスプログラムに参加をしたことがきっかけで多くの友人ができ、その友人の紹介がきっかけでキャンプに参加したり、地方創生のイベントに参加したりするなど、新しいコミュニティに自ら積極的に顔を出すようにしていました。
以下の記事で、実際に武者修行プログラムに参加をした時の経験談についてまとめておりますので、興味のある方は参考にしてみて下さい。
新しいコミュニティに参加をするたびに、様々な学びがあるので、大学生活を充実させるための手段として、新しいコミュニティに飛び込んでみるのはおすすめです。
長期インターン
6つ目は長期インターンです。
筆者も学生時代に長期インターンを2年半ほど取り組んでいました。
長期インターンをすることで、お金をもらいながら将来に生きるような経験ができる上に、色んな人に出会うことができます。
筆者の知り合いに、学生で1000万円売上を上げているような学生もいたりするので、将来良い企業に行きたいと思っている人は、実績作りのためにインターンに取り組んでみてもいいのではないでしょうか。
最近ではリモートでもインターン生の受け入れをしている企業も増えているので、地方の学生であっても挑戦してみてください。
ビジネスに挑戦してみる
7つ目はビジネスに挑戦してみることです。
Webサイト制作・動画編集などであれば、大学生でフリーランスとして活動している人もいますし、YouTubeやSNS運用で稼ぎを得ている大学生も数多くいます。
Webサイト制作などは専門的な知識が必要ですが、Instagram運用などであればスモールスタートで取り組めると思います。
また、筆者の友人に、Webマーケティングの会社で長期インターンをすることで専門知識を身につけ、長期インターンと並行しながらWebメディアの立上げを行った後に、起業したという友人もいます。
なので、いきなりビジネスに挑戦してみるのではなく、長期インターンや短期間のビジネスプログラムに挑戦し、知識と経験を身に着けた上で自分でビジネスに取り組んでみるというのもおすすめです。
まとめ
つまらない大学生活を抜け出す方法として7つ紹介しました。
大学生活を充実させるには、スタートダッシュが重要になります。
しかし、スタートダッシュに失敗しても筆者のように、インターンに参加したり、自らアクションを起こすことで現状を変えることができます。
社会人になって後悔することが無いような大学生活を送ってください。
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